ホッキョクオオカミが湖を泳ぎ、水鳥を捕らえる姿が英BBCのクルーによって撮影されたと、BBCが報じた(BBC 2008年1月31日)。
水鳥を捕るホッキョクオオカミが撮影されたのはカナダ北東部のエルズミーア島。若いホッキョクオオカミが湖の中ほどまで泳いでいき、水鳥を捕らえる様子が、北極圏に生息する動物の生態を追っていたBBCの取材クルーによって撮影された。
ホッキョクオオカミの獲物は主にトナカイやヘラジカなどの有蹄(ゆうてい)類と小動物であり、水鳥を捕らえる姿が撮影されたのは初めてとみられている。
米専門家のデービッド・メック氏は今回撮影されたホッキョクオオカミについて「オオカミが水鳥を捕らえようとするなどこれまで見たことがない」としつつ、「彼らは獲物にありつける機会を逃さない。このケースでは水鳥を捕らえられる状況だったため水鳥を狙ったのだろう」と話しているという。
ホッキョクオオカミはカナダ北部やグリーンランド北部に生息するオオカミ。体色は白く、体重は大きいもので80キロほどになる。

