韓国の動物園で、老化が進み一日中横になってばかりだったホッキョクグマをガチョウと同居させたところ、元気に活動するようになり、話題を呼んでいる。
ソウル市クヮンジン(広津)区のソウル子供大公園内の動物園で飼育されているホッキョクグマのミングク(雌)は推定年齢が29歳で、人間の年齢だと100歳ほどに相当する。同公園によると、2001年ごろから老化が目立つようになったミングクは横になって過ごすことが多くなり、昨年夫と死別してからはさらに無気力になった。
ミングクの健康状態を心配した飼育員らはミングクに栄養剤を与えたほか、さまざまな遊具を用意するなどして運動不足の解消を図ったが、ミングクは寝てばかりで、活発に動こうとはしなかった。
ところが、ミングクの餌をねらってハトなどの鳥が飛んでくるのをヒントに、先月からガチョウのつがいをミングクと同居させたところ、ガチョウに刺激されてミングクの運動量が増え、餌もよく食べるようになったという。
当初はミングクがガチョウを攻撃することも心配されたが、そのようなことはなかったとのことだ。
ミングクが活力を取り戻したのを受けて、同公園ではミングクを「今月の動物」に選定。ミングクをPRするとともに、「一生を人間のために過ごすミングクの健康を祈ってほしい」としている。

