犬の散歩は鳥の生態系に悪影響を及ぼすとの調査結果が豪研究チームによって発表されたと、シドニー・モーニング・ヘラルド紙が報じた(Sydney Morning Herald 2007年9月5日)。
調査を行ったのはニューサウスウェールズ大学のピーター・バンクス博士(生物学)らの研究チーム。シドニーの北に位置する森林で、犬の散歩が鳥類に与える影響について調査したところ、犬を連れて森を歩くことで、周囲の鳥類のうち種類にして35パーセント、個体数では41パーセントが減少することがわかったという。
犬の散歩はリードをつけた状態で行われた。犬を連れずに人だけが森に入った場合にも鳥類は減少したものの、その影響は少なく、2人で森に入った場合でも犬を連れている時ほどの影響はなかったとのことだ。
バンクス博士は今回の調査結果から犬の散歩が鳥類の生態系に悪影響を及ぼすのは明らかだとして、鳥類の保護が求められる場所での犬の散歩を禁止するよう主張しているが、愛犬家の団体などからは反発の声も上がっている。

