韓国南西部のクヮンジュ(光州)市は16日、同市の主要交通手段である地下鉄の駅構内に水族館を開設すると発表した。
水族館は魚の生態を学ぶ体験学習の場にするとともに、「親環境都市」イメージの向上を図る目的で、多くの市民や観光客が利用する地下鉄の駅構内に開設される。まずは来月中にも利用客の多い駅1か所で30から40種類の淡水魚の展示を始め、利用客の反応を見つつ水族館設置駅を順次増やしていくという。
好評の場合は市内全ての地下鉄駅に水族館を開設することも考えているとのことだ。
水族館では韓国南西部の全羅道のほか、江原道や慶尚道地域に生息する淡水魚が展示される予定で、コウライニゴイやシュリ、カワサッパ、ヒガイ、コウライモロコ、クロムギツクなどがすでに選定されている。館内には魚の名前や生態に加え生息環境を説明するパネルを用意することで、環境意識の向上につなげたい考えだ。
同市では10月に全国体育大会が開催される予定で、大会期間中は魚の生態を写した写真の展示会開催も計画されている。
同市関係者は今回の計画について、「都心の子供たちにとって自然の生態に関する体験学習と環境教育の場として重要な役割を果たすとともに、市民の情緒涵養と地下鉄の利用活性化にも大きく寄与する」と話している。

