大学生向け情報サイトを運営するトモノカイは1日、現役大学生・大学院生を対象に行った、語学留学必修化に関するアンケート結果を発表した。
調査は同社サービスに登録する現役大学生・大学院生を対象に、8月18日から24日にかけて実施。127人から回答を得た。
「大学において長期休みなどに一部費用自己負担で1か月程度の語学留学が必修化されることに賛成ですか」との問いには「賛成」が28パーセント、「自己負担がなければ賛成」が44パーセントと、回答者全体の72パーセントが留学必修化に賛成だった。理由としては「世界に目を向けることが普通になりつつあるから」、「日本語だけしか使わずに仕事が出来る社会ではなくなっていくと思うから」、「留学に踏み切れない人を後押しすることができると思う」、「大学が必修にすれば、それまで機会がなかった人にもきっかけがうまれる」といった声が寄せられた。
一方、「経済面で家庭の事情もあるから、必修の場合は自己負担は望ましくない」、「自己負担だと行けない生徒が出てしまって、学ぶ機会を奪う可能性がある」など、一部自己負担を強いられることに否定的な意見も多かった。
また、「留学をしてみたいと思ったことがありますか」との問いには回答者の85パーセントが「はい」と回答。海外留学への関心の高さが明らかになった。