妖精のミイラ発見? 精巧な作り物が話題に

 1日はエイプリルフールということで、世界各地で嘘やジョークが飛び交ったが、英国では妖精の存在を示す証拠が見つかったとして、「妖精のミイラ」の写真が話題となった。


 「妖精のミイラ」の写真はダービーシャー州で犬の散歩中に発見されたという説明とともに、ダン・ベインズさん(31)によってウェブサイト(http://www.lebanoncircle.co.uk/DeadFairy.htm)に掲載された。「妖精のミイラ」は手のひらに乗るほどの大きさで、背中に羽があり、頭部には髪の毛が生えている。


 「妖精のミイラ」はその作り物には見えない姿から多くの人に信じられ、ウェブサイトにはアクセスが殺到したが、実はこれはエイプリルフールのジョーク。奇術に使う特殊な道具を制作しているベインズさんが自身の技能を生かしてつくったものだった。


 ベインズさんの下には妖精の存在を信じる人から多数の問い合わせが寄せられたとのこと。制作した「妖精のミイラ」はアート作品として売却することにしており、すでにインターネットオークションに出品されている。

国際時事新聞 at 07:40 2007年04月03日
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