手こぎボートで太平洋横断へ オランダの冒険家

 オランダの冒険家が14日、手こぎボートによる単独での太平洋横断を目指し、南米ペルーの港から出航した。


 太平洋横断を目指して出航したのはオランダの冒険家のラルフ・トゥインさん(35)。14日午後、単独での太平洋横断を目指し、ペルーのカヤオから手こぎボートで出航した。


 ボートは合板製で長さは7.2メートル。ボートにはモーターも帆もなく、目的地の豪州ブリズベンまでの約1万6000キロをオールのみで7か月から9か月かけて航海する予定だ。


 トゥインさんはこれまでに北海や大西洋横断に成功している。今回の挑戦はこれらより距離が長く、過酷なものとなることが予想されるが、トゥインさんは達成に自信を見せており、「達成したらさらに大きなことに挑戦したい」と話している。


 航海の模様はウェブサイト(http://www.zeemanoceanchallenge.com/)で随時紹介される。

国際時事新聞 at 22:28 2007年03月18日
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