校内暴力やいじめが問題となっているなか、韓国で子供を対象にしたいわゆる「いじめ保険」の加入が急増していると、毎日経済新聞が報じた(毎日経済新聞 2005年4月19日)。
韓国の損害保険協会によると、疾病とともに校内暴力やいじめについても保障するいわゆる「いじめ保険」の契約件数は、大手4社で2月に2万7122件だったのが3月には4万2517件と、1か月で約56.8パーセントも増加したという。背景には、このところ相次いで明らかになった、悪質な校内暴力やいじめに関する事件があるものとみられる。
保険会社による保障件数も増加し続けており、2001年以後毎年2倍以上に増えているという。