米国でルイジアナ州知事との夕食が競売にかけられ、わずか1ドルで落札されたと、米ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた(Los Angeles Times 2006年12月14日)。
ルイジアナ州のキャスリーン・ブランコ知事との夕食はルイジアナ州北部のモンローでモンロー商工会議所により競売にかけられた。競売は1000ドルから始められたが入札はなく、500ドルに引き下げられた。それでも入札がなかったためさらに引き下げられ、最終的にわずか1ドルで落札された。
落札が決まると会場の人々は落札額の低さに呆然としたという。
ブランコ知事は昨年、ハリケーン「カトリーナ」による被害への対応をめぐり批判にさらされ、人気を落としている。
競売の結果を受けて、商工会議所の会長はブランコ知事に謝罪。落札者のマルコム・マドックスさんも1000ドルの寄付を表明したが、今回の競売はブランコ知事の不人気ぶりをあらためて露呈することとなった。