ゴキブリを食べた人に優待券を提供するイベントが米国のテーマパークで行われると、シカゴ・トリビューン紙が報じた(Chicago Tribune 2006年9月20日)。
イベントが行われるのはイリノイ州にあるテーマパークのシックスフラッグス・グレート・アメリカ。体長約8センチの生きたマダガスカルゴキブリ(マダガスカルヒッシングコックローチ)が用意され、これを食べた人には列に並ばずにアトラクションに乗れる優待券が贈られるという。
イベントはハロウィーンを前に来月7日から行われる。
このイベントについて「胃腸の病気やアレルギーを引き起こす危険性がある」との指摘があるが、シックスフラッグス側は「研究室で育てられたゴキブリ」だとして問題ないとの立場だ。
イベントに対する反響は大きいようで、シックスフラッグスでは「たいていの人はゴキブリを食べたくないと言っているが、誰かが食べるのは見たいと思っている」として、盛り上がりに期待している。
シックスフラッグスではこのイベントのほか、調理されたゴキブリの大食い大会も来月1日に計画しているとのこと。英国の男性が持つ、1分間に36匹という世界記録を破る人が現れることを期待しているという。