米フロリダ沖のメキシコ湾で水着を“着た”イルカが見つかったと、米ローカル6が報じた(Local6 2006年8月5日)。
イルカは、フロリダ州サラソタでイルカの調査をしている研究者らにより見つかった。雄のバンドウイルカで年齢は10歳とみられ、胴体に男性用の水着が巻き付いていた。
海に捨てられた水着に体が入ったまま取れなくなったものとみられている。
当初は泳いでいるうちに自然に取れるのではないかと期待されたものの取れる気配がなく、研究者らによって水着を取り除かれ、海に戻された。イルカの胴体は水着によって締め付けられ、ひれが傷ついていたという。
イルカの救出に携わった海洋生物学者は「水着を取り除かなければ傷が悪化し続け、死ぬところだった」と話しているという。