スーパーからマスコット人形「誘拐」 米国

 米国のスーパーからマスコット人形が「誘拐」されたものの無事発見されたと、CBSが報じた(CBS 2006年5月6日)。


 「誘拐」されたのは製粉会社ピルズベリーのマスコットキャラクターであるドーボーイの人形。ニューハンプシャー州のスーパーマーケットに置かれていたが、先月になって突然なくなった。


 スーパーには犯人からとみられる手紙が送られてきた。手紙には目隠しされた人形の写真が添えてあり、自身についてスーパーをよく利用しているとした上で、スーパーが閉店する予定であることに関して、営業を続けなければ人形を焼くと脅す内容だったという。


 その後も手紙は次々と届いた。人形が苦難の日々を送っているという内容で、人形がストリップクラブに出入りしているなどと書かれており、写真も添えられていたという。


 ところが、人形がなくなって3週間になり犯人もようやくあきらめたのか、人形はスーパーからあまり遠くない池の近くで発見された。人形の状態に異常はないという。


 人形を持ち去った犯人が誰なのかは分かっていない。

国際時事新聞 at 23:48 2006年05月10日
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