米国で、男子大学生がウォルマート店内に41時間「住んだ」と、NBCが報じた(NBC 2006年3月29日)。
アイオワ州にあるドレーク大学の学生だというこの男性(20)は、忍耐力を試すとともに雑誌記事にするため、春休みのうち1週間にわたりウォルマート店内に「住む」ことにした。
男性はウォルマート店内で、雑誌を読んだり、映画のDVDを見たり、テレビゲームをするなどして過ごした。食事はサンドイッチを買って食べ、ガーデンチェアで睡眠をとったという。
ほとんどの店員は男性を気にすることはなかったが、やがて男性に危機が訪れた。1人の店員が近づいてきて、必要な商品が全て見つかったかどうか尋ねたのだ。
「5時間ほど前に、雑誌売り場の方へご案内しませんでしたっけ?」「そうかも」
男性はこれ以上「住む」のをあきらめ、つまみ出される前に帰ることにしたとのことだ。
ウォルマート側は「私たちは小売業者であってホテルではない」として、男性の試みに不快感を示している。

