英国で住宅火災があり、住人の女性が息子と飼い犬を救出したものの、孫のことを忘れ、家の中に残したまま避難したと、英サン紙が報じた(The Sun 2010年6月8日)。
火災があったのは、イングランド中部のウェスト・ミッドランズ州コヴェントリーにある民家。7日朝、この家に住む女性(45)が、2階で室内の煙に気付き、1階に下りたところ、台所から火が出ているのを確認。すぐに息子と4匹の飼い犬を家の外へ連れ出した。
ところが、このとき2階の寝室では、まだ11歳の孫が就寝中だった。女性は外に避難してから、駆けつけた人に屋内に誰かいないか尋ねられ、ようやく孫のことを思い出したが、もはや火の勢いが強く、家には戻れなかった。しかし、その後すぐに消防隊が到着。孫は2階の窓から無事救助されたという。
孫は普段ポーツマスで暮らしており、この日は母親とともに女性宅に遊びに来ていたが、火災発生当時、母親は外出していたという。