中国で7日から始まった大学入学試験で、中国の温家宝首相の詩が、北京で7日に行われた試験に出題されたことがわかった。

　中国の大学入試は、省や自治区ごとに問題が統一されているが、中国の主要メディアが伝えたところによると、温首相の詩が出題されたのは、北京の大学入試。7日に行われた試験で、「仰望星空」という温首相の詩が、作文のテーマとして出題された。

　「仰望星空」は、温首相が2007年に中国共産党の機関紙「人民日報」に発表した詩で、先月には北京航空航天大学の校歌制定で歌詞に採択されている。