ソウル大学中央図書館の今年に入ってからの蔵書貸し出し回数の集計結果が、12日、発表された。最多は奥田英朗の『空中ブランコ』だった。
ソウル大中央図書館によると、今年1月1日から5月11日までの貸し出し回数1位は、日本の小説家、奥田英朗の直木賞受賞作『空中ブランコ』の44回。韓国の小説家、キム・フンの長編小説『南漢山城』が41回で2位に入り、3位は米国の生理学者・作家、ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』の40回だった。
また、宮部みゆきの『模倣犯』と塩野七生の『ローマ人の物語』がともに32回で11位タイだった。