英国で、ガンが体をひっくり返し、腹部を上にして飛ぶ様子が撮影されたと、英デイリー・テレグラフ紙が報じた(Daily Telegraph 2009年5月20日)。
ガンの“曲芸飛行”を撮影したのは写真家のブライアン・マクファーレンさん。イングランド東部のノーフォーク州で、ハイイロガンが腹部を上にして飛ぶ様子をカメラに収めた。
撮影されたハイイロガンは、羽を広げた状態で体をひっくり返して飛んでいる。足は上を向いているが、首をひねっているため頭部は逆さではなく、正常な視界を保っている。
マクファーレンさんによると、当時は強い風が吹いていたとのことで、もともと普通に飛んでいたハイイロガンが強風を受け、速度を落とすために飛行中に体をひっくり返したとみられている。