韓国で「カンニングゲーム」が拡散しているとソウル新聞が2日報じた。ソウル新聞によると、ポータルサイトやブログを中心に、「教室(The Classroom)」というタイトルのゲームが広まっているという。マウスで主人公を操作し、試験監督をする教師の目を盗んでカンニングをするという内容で、教師に見つかるとゲームオーバー。難易度が高くなるにつれて、教師が教室を歩き回る速度が速くなる。レベルが高くなると様々なハプニングが起こり、問題が解けないクラスメートが窓から飛び降り自殺をするとのことだ(ソウル新聞 2004年12月2日)。
韓国では11月17日に大学修学能力試験(修能)があったが、光州で携帯電話を使った組織的なカンニングが発覚し、その後、警察による修能での不正行為捜査は全国に拡大している。29日には不正の疑いがある携帯メールが550件に上ると発表されたほか、替え玉受験も摘発されている。