英国で背中に矢の刺さったガンが見つかったと、英マンチェスター・イブニング・ニュース紙が報じた(Manchester Evening News 2009年3月21日)。
矢の刺さったガンが見つかったのはイングランド北西部の大マンチェスター州ロッチデール。運河に集まる水鳥の中に、背中に矢の刺さったカナダガンがいるのを近隣住民が見つけ、英王立動物虐待防止協会(RSPCA)に通報した。
RSPCAは通報を受けてガンの保護を試みたが、ガンは矢が刺さった状態のまま飛び去り、捕獲は失敗した。RSPCAは引き続きガンの行方を捜しているという。
ガンが見つかった辺りではボウガンを持った2人の若者が目撃されているとのこと。目撃者によると、2人はガンが苦しんでいるのを尻目に、笑いながら立ち去ったとのことで、ボウガンを使った動物虐待事件とみられている。